診療案内

画像診断

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画像診断では、放射線部撮影部門における一般X線撮影(胸部、腹部、骨・関節部、乳房)や、CT、MRI、超音波、及び特殊造影検査(消化管、尿路、胆道、脊髄、血管カテーテル)について検査施行及び読影診断レポートの作成を行っている。
CT・MRIにおいては診療各科の依頼内容をもとに、個々の疾患や経過に最適な方法で撮影を実施し、診療に有用な画像情報を提供している。特に、最近のCTやMRI撮影装置、造影剤及び画像処理技術の進歩は目覚しく、高分解能撮影(HRCT)や造影剤を用いた多時相撮影、三次元立体画像作成(血管・管腔表示、多断面表示)、臓器特異性MRI造影剤(主に肝臓)を用いた形態機能診断など、全身のあらゆる領域の診断及び治療計画・治療後評価に役立っている。現在はMRI4台(3T装置 3台、1.5T装置 1台)、CT装置4台(64列 3台、320列 1台)で検査を施行している。マルチスライスCTでは被曝量の増加が問題となっているが、近年では逐次近似法と呼ばれる画像再構成法が開発され、CT被曝の低減化が行われている。
当科では、①脳神経(脳・脊髄、骨軟部)、②胸部(頸部、呼吸器、心・大血管、乳腺)、③腹部(消化器、泌尿生殖器、四肢血管)の各グループに分かれて診療を行っており、専門性の高い情報提供を行っている。
各グループにおける研究内容