研究期間 | 2016年10月4日 ~ 2018年12月31日 |
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研究タイトル | CTを用いた肺癌のdoubling timeと肺気腫定量解析の相関に関する検討 (大阪大学医学部附属病院臨床研究倫理審査委員会: 承認番号16263) |
研究目的 | 肺気腫の程度が強いほど肺癌の増殖速度が早いのではないかという予測のもとに、CTを用いて肺癌のdoubling time(倍加時間)と肺気腫定量解析の相関について検討する。 |
研究意義 | 肺癌の増殖速度に肺気腫の程度が影響することが明らかになれば、肺気腫の程度に合わせて、肺結節の経過観察の間隔をより適切に設定できるようになる可能性があり、より質の高い医療を行うことができる。 |
対象・研究方法 | 対象は肺結節があり、組織学的に肺癌が証明されている患者で、未治療の状態で2回以上同一機種による胸部CTが施行されている患者とし、retrospectiveに検討する。 2回のCT検査から肺癌の体積を計測し、doubling timeを計算する。また、CTのデータより肺気腫の定量解析を行う。臨床情報、肺気腫定量解析のパラメータ、doubling timeについて統計学的な相関の有無を検討する。 |
研究機関名 | 大阪大学のみで行われます。 |
個人情報の取り扱い | 画像データ・その他情報は匿名化を行い、これに関わる個人情報は、個人情報管理者によって厳重に管理されます。研究成果の発表時を含め、外部に公開されることは一切ありません。 |
その他 | この研究のために、患者さんに新たな検査や費用が追加されることは一切ありません。上記期間中にCT検査を施行した患者より画像データ、臨床データを本研究のために使用させていただきます。 上記期間中にCT検査を受けられた患者さんで、ご自身の検査結果などの研究使用をご承諾いただけない場合は、下記の問い合わせ先までご連絡下さい。ご協力よろしくお願い申し上げます。 研究責任者:本多修 |