研究業績

高分解能CTによる胃の周囲の血管の描出に関する検討

大阪大学医学部附属病院では、画像診断のさらなる発展のため、検査結果の画像や所見を後日研究目的で使用する場合があります。このような研究は倫理委員会の審査を受け、承認された後に関連の研究倫理指針に従って実施されます。

研究期間

2021年4月13日 ~ 2026年3月31日

研究目的

本研究の目的は、高分解能CT装置による胃周囲の血管の描出について評価することです。

研究意義

最新の高分解能CT装置を用いることで従来のCT装置より胃の周囲の血管の描出が向上することが期待されますが、本研究で詳細に評価・検討することにより、その臨床的有用性について検証していきます。

対象・研究方法

2014年3月1日~2021年12月31日の間(※)に、当該の装置を用いて胃癌の治療前の精査目的で腹部造影CT検査を受けられた患者さんの画像データ、および同検査条件に関する情報を収集します。胃周囲の血管の描出について高分解能CTの画像と従来CTの画像を比較して、高分解能CTの有用性に関する検討を行います。

研究機関名

大阪大学のみで行われます。

個人情報の取り扱い

画像データ・その他情報は匿名化を行い、これに関わる個人情報は、個人情報管理者によって厳重に管理されます。研究成果の発表時を含め、外部に公開されることは一切ありません。

その他

この研究のために、患者さんに新たな検査や費用が追加されることは一切ありません。上記期間中(※)に当院ですでに実施されたCT検査により得られた画像データを本研究のために使用させていただきます。
上記期間中(※)に腹部造影CT検査を受けられた患者さんで、ご自身の検査結果などの研究使用をご承諾いただけない場合は、下記の問い合わせ先までご連絡下さい。
ご協力よろしくお願い申し上げます。

研究責任者:大西 裕満
大阪大学医学部附属病院 放射線診断科 准教授
住所:〒565-0871吹田市山田丘2-2  TEL:06-6879-3434/FAX:06-6879-3439
※ご連絡の際には、お手数ですが、患者さんのお名前/大阪大学医学部附属病院の診察券番号/拒否される研究のタイトル(この研究の場合は「高分解能CTによる胃の周囲の血管の描出に関する検討」となります)をお知らせください。