研究課題名 | 計算解剖モデルや人工知能システムを用いた肝コンピュータ支援診断システム開発(大阪大学医学部附属病院臨床研究倫理審査委員会:承認番号14251) |
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1.研究の対象 | 2005年7月1日以降に、大阪大学医学部附属病院または市立池田病院で肝臓を対象とした腹部画像検査(CT, MRI, 超音波等)が実施された20歳以上の方 |
2.研究目的・方法 | 医用画像(CT, MRI, 超音波など)で描出されている臓器形態を自動抽出し、解析し、肝線維化の程度など診療に有用な情報を推定するコンピュータ手法を開発することが目的です。さらに、開発された手法の診断能について評価します。 研究期間は2014年10月9日~2019年8月31日です。 |
3.研究に用いる試料・情報の種類 | 2005年7月1日以降の腹部画像検査、肝臓の病理組織検査、血液生化学検査等のデータを収集します。分担施設である奈良先端科学技術大学院大学や東京農工大学において、臓器を分析し、肝線維化を推定するコンピュータ手法を開発します。さらに、開発された手法の診断能について、大阪大学および奈良先端科学技術大学院大学で評価します。 |
4.外部への情報の提供 | 外部の分担研究施設へのデータ提供は、データが匿名化された後に行います。患者氏名、生年月日、病院IDなど個人を特定できる情報は検査実施病院の外へは提供されません。対応表は、検査実施病院の各研究責任者が保管・管理します。提供を実施する手段は、電子的転送、またはデータの書き込まれたディスクの郵送・手渡しによります。 |
5.研究組織(責任者) | 大阪大学医学部附属病院 堀 雅敏 市立池田病院 今井康陽 奈良先端科学技術大学院大学 佐藤 嘉伸 東京農工大学 清水 昭伸 |
6.お問い合わせ先 | 本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。 ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。 また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。 研究責任者・代表者 大阪大学大学院医学系研究科放射線医学講座 堀 雅敏 〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-2 電話 06-6879-3434 |