研究業績

ガドキセト酸ナトリウム肝造影ダイナミックMRI~動脈相画像におけるtruncation artifact出現と検査条件との相関性に関する後ろ向き研究~ (大阪大学医学部附属病院臨床研究倫理審査委員会:承認番号13148)

研究課題名 ガドキセト酸ナトリウム肝造影ダイナミックMRI~動脈相画像におけるtruncation artifact出現と検査条件との相関性に関する後ろ向き研究~
(大阪大学医学部附属病院臨床研究倫理審査委員会:承認番号13148)
対象・研究方法 ※2012年5月10日~2013年5月9日の間に、本邦での承認条件にしたがってEOB肝造影ダイナミックMRI検査を受けた患者の画像データ、および同検査条件に関する情報を連続・非選択的に収集する。患者背景情報を知らない放射線科医により、MR画像上の偽像の程度を評価し、偽像出現とのEOB肝造影ダイナミックMRI検査条件との関連性を統計学的に検討する。
研究機関名 大阪大学医学部附属病院 他(全国約40施設参加予定の多施設共同臨床研究として実施)
目 的 EOB肝造影ダイナミックMRI検査条件とtruncation artifact(打ち切りアーティファクト〔偽像〕)出現との関連性を、本邦で使用されている主要なMRI装置メーカーごとに後ろ向きに検討し、どの検査条件が偽像出現に最も関与しているのかを明らかにする。
医学的意義、
社会的意義あるいは
社会的効果
検査条件とMR画像上の偽像出現との関連性に応じたEOB造影ダイナミックMRI検査条件の設定が可能となり、偽像のさらなる軽減、MR画像の画質改善、多血性肝細胞癌をはじめとする肝腫瘍性病変の描出能や診断精度向上につなげることができると考えられる。
個人情報の取り扱い 画像データ・その他検査情報は匿名化を行い、これに関わる個人情報は、個人情報管理者によって厳重に管理されます。研究成果の発表時を含め、外部に公開されることは一切ありません。
その他 この研究のために、患者さんに新たな検査や費用が追加されることは一切ありません。当院で実施されている通常のEOB肝造影ダイナミックMRI検査により、上記期間中(※)に得られた検査結果を本研究のために使用させていただきます。
研究によって得られた知的財産の所有権は研究組織および研究者に属します。
問い合わせ先 上記期間中(※)にEOB肝造影ダイナミックMRI検査を受けられた患者さんで、ご自身の検査結果などの研究使用をご承諾いただけない場合は、担当者(放射線医学講座:金 東石)までご連絡下さい。