研究課題名 | 3次元グラジエントエコーT1強調MRIの撮像短時間化 - k空間サンプリング法の工夫 (大阪大学医学部附属病院臨床研究倫理審査委員会: 承認番号13275) |
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目的 | k空間サンプリング法を工夫することで、3次元グラジエントエコーT1強調MRIの短時間化を目指し、それらの画像特性を評価することを目指す。 |
方法 | 通常の診療の過程で、肝腫瘍疑いのためにMRI検査を受ける必要があると判断され、その検査の為に当院放射線部での造影MRI検査を行うことになった患者を対象とする。20歳未満の患者、意識レベルの低下した患者や状態が特に悪いと検査担当医が判断した患者は除外する。対象者は、従来から用いられてきたルーチン撮像法によるMRI検査に加えて、k空間サンプリング法を工夫した撮像によるMRIを取得する。1症例に対し、相異なるk空間サンプリング法を用いた撮像を2~5回実施する。1回の撮像は1回の呼吸停止(20秒以下)で実施する。 |
医学的・社会的意義 | 診断能を保った上で撮像時間を短くすることが可能であれば、MRI実施時の患者負担低減および診断能向上に寄与する。 |