研究の対象

2010年1月～2020年12月に当院で食道癌の精査目的でCT検査を受けられた方

研究目的・方法

本研究の目的は、食道癌治療歴のある患者さんの臨床情報と、CT画像から得られる間質性肺異常陰影(Interstitial Lung Abnormality: ILA)の画像所見・定量評価などの対比を後方視的に行い、食道癌患者におけるILAの臨床的意義を明らかにすることです。食道癌治療前後のCT画像を放射線科医がILAの有無を判定し、得られたILAの判定と電子カルテから収集した臨床情報を用いて統計解析を行い、ILAと予後や治療合併症などとの相関を検討します。また、CT画像・ILA判定結果を用いてILAの定量評価や自動判定についても検討を行います。
研究期間は研究機関の長の許可日　～　西暦2025年12月31日となります。

研究に用いる試料・情報の種類

情報：病歴(食道癌の診断日、既往歴、食道癌の組織型、ステージ、治療内容・合併症、再発有無など)、胸部CT画像など

外部への試料・情報の提供

外部への試料・情報の提供はありません。

研究組織

大阪大学大学院　医学系研究科　放射線医学統合講座　放射線医学
大阪大学大学院　医学系研究科　次世代画像診断学
大阪大学大学院　医学系研究科 人工知能画像診断学

お問い合わせ先

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
また、情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先：