研究業績

超低線量CTにおける深層学習を用いた人工知能による画質向上の検討について (大阪大学医学部附属病院臨床研究倫理審査委員会: 承認番号18398)

研究タイトル 超低線量CTにおける深層学習を用いた人工知能による画質向上の検討について

(大阪大学医学部附属病院臨床研究倫理審査委員会: 承認番号18398)

1.研究の対象 2016年1月~2017年2月に当院で超低線量肺CTの臨床研究に参加された方

(大阪大学医学部附属病院臨床研究倫理審査委員会: 承認番号 15064)

2.研究目的・方法 本研究の目的は、超低線量CTの画像に、深層学習を用いた人工知能によるソフトウェアによる処理を行い、その画質向上効果や診断能を検討することです。

本研究では2016年1月~2017年2月に当院で超低線量肺CTの研究に参加された方の画像データにソフトウェアによる処理を行い、処理前後の画像を比較検討します。

研究期間は研究機関の長の許可日 ~ 西暦2023年12月31日となります。

3.研究に用いる試料・

情報の種類

情報:画像データ、病歴、手術所見、組織学的初見、治療経過など
4.外部への試料・

情報の提供

画像データを匿名化した上で、AlgoMedica社に提供します。匿名化は対応表を作成し、対応表は病院システム内で管理し、医学系研究科放射線医学統合講座放射線医学教室の研究責任者または研究分担者のみが参照します。AlgoMedica社の研究協力者は対応表を参照しません。

提供はインターネットのクラウドサービスもしくは物理記録媒体(ハードディスク)にて行います。提供するデータは画像データのみとし、匿名化を行ってパスワードをかけて保存すします。インターネットのクラウドサービスを用いる場合は、パスワードのかかったファイルをインターネットのクラウドサービスを通じてAlgoMedica社の担当者に提供します。AlgoMedica社の担当者はソフトウェア(PixelShine)を用いて画像に処理を行います。処理して得られた画像をパスワードをかけて保存します。パスワードのかかったファイルをインターネットのクラウドサービスを通じて医学系研究科放射線医学統合講座放射線医学教室の研究責任者または研究分担者に提供します。物理記録媒体(ハードディスク)を使用する場合はパスワードのかかったファイルを記録媒体に保存し、学内の研究者からAlgoMedica社の担当者に手渡されます。AlgoMedica社の担当者はソフトウェア(PixelShine)を用いて画像に処理を行います。処理して得られた画像をパスワードをかけて記録媒体に保存し、AlgoMedica社の担当者から学内の研究者に手渡されます。

5.研究組織 大阪大学大学院 医学系研究科 放射線医学統合講座 放射線医学

AlgoMedica社

6.お問い合わせ先 本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。

ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。

また、情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:

大阪大学大学院 医学系研究科 放射線医学統合講座 放射線医学

研究責任者 梁川雅弘

住所:〒565-0871 吹田市山田丘2-2

TEL: 06-6879-3434/FAX: 06-6879-3439