研究期間 | 2017年1月26日 ~ 2018年12月31日 |
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研究タイトル | 新しい画像再構成アルゴリズムを用いた超低線量肺CTによる肺気腫定量解析の検討(大阪大学医学部附属病院臨床研究倫理審査委員会: 承認番号16429) |
研究目的 | 新しい画像再構成法であるModel-Based Iterative Reconstruction(MBIR)を用いた超低線量CTにおける肺気腫解析結果を通常線量CTでの肺気腫解析結果と比較して、超低線量CT肺気腫解析におけるMBIRの有用性を検討します。 |
研究意義 | 超低線量CTによる肺気腫解析が通常線量CTと同等であることがわかれば、より低線量で放射線のリスクを減らして肺気腫解析が可能となり、より質の高い医療を行うことができます。 |
対象・研究方法 | 対象は当院で行われている超低線量CTの画像再構成法に関する臨床研究(承認番号15064-2臨床症例における64列多列検出器CTの新しい画像再構成アルゴリズムを用いた低線量肺CTの画質評価の検討について)に参加しており、当該研究のために撮影された通常線量CTの画像と超低線量CTの画像が利用可能な患者で、情報の2次利用に同意が得られた患者さんとし、retrospectiveに検討します。 通常線量CT画像と超低線量CT画像を市販の解析ソフトウェアを用いて定量解析を行い、肺気腫量や肺容積などについて通常線量CTの結果と超低線量CTの結果を比較します。 |
研究機関名 | 大阪大学のみで行われます。 |
個人情報の取り扱い | 画像データ・その他情報は匿名化を行い、これに関わる個人情報は、個人情報管理者によって厳重に管理されます。研究成果の発表時を含め、外部に公開されることは一切ありません。 |
その他 | この研究のために、患者さんに新たな検査や費用が追加されることは一切ありません。上記の臨床研究(承認番号15064-2)において撮影させていただいた通常線量CTと超低線量CTの画像データを本研究のために使用させていただきます。 該当する患者さんで、ご自身の検査結果などの研究使用をご承諾いただけない場合は、下記の問い合わせ先までご連絡下さい。ご協力よろしくお願い申し上げます。 研究責任者:梁川 雅弘 |