研究課題名 | 肝臓MRI検査におけるR2*値の臨床的意義に関する検討 (大阪大学医学部附属病院臨床研究倫理審査委員会: 承認番号14005) |
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研究目的 | MRI検査は生体内の磁気共鳴現象における緩和の速度を画像化するものです。そして、最近の技術進歩により緩和速度の指標の一つであるR2*値が簡単に計測できるようになりました。本研究では腹部MRIにおけるR2*値の臨床的意義に関する検討を行います。 | 研究意義 | R2*値は主に鉄の蓄積を反映するとされています。上腹部の各臓器のR2*値の臨床的意義を調べることで、慢性肝障害をはじめとする鉄の代謝に関連する疾患の病態解明に役立つことが期待されます。 |
対象・研究方法 | 2013年5月1日~2014年3月31日の間に、肝臓の病気の診断を目的として当該の装置で腹部MRI検査を受けられた患者さんのデータを連続・非選択的に収集し、疾患の種類や臨床情報などと合わせて解析します。 | 研究機関名 | 大阪大学のみで行われます。 |
個人情報の取り扱い | 画像データ・その他情報は匿名化を行い、これに関わる個人情報は、個人情報管理者によって厳重に管理されます。研究成果の発表時を含め、外部に公開されることは一切ありません。 | その他 | この研究のために、患者さんに新たな検査や費用が追加されることは一切ありません。上記期間中(2013年5月1日~2014年3月31日)に当院ですでに実施されたMRI検査により得られた画像を本研究のために使用させていただきます。 上記期間中(2013年5月1日~2014年3月31日)に肝病変の診断を目的として腹部MRI検査を受けられた患者さんで、ご自身の検査結果などの研究使用をご承諾いただけない場合は、下記の問い合わせ先までご連絡下さい。 ご協力よろしくお願い申し上げます。 研究責任者:大西 裕満 |