1.研究の対象 | 2017年12月~2018年4月に当院で中内耳CT検査を受けられた方 |
2.研究目的・方法 | 1.目的 高詳細CTはCTの検出器の分解能を2倍とした新しい装置であり、空間分解能は0.15mmと従 来のCT装置の2倍を呈するとされている。 中内耳領域では従来のCTでも分解能は十分でなく、今回のCTの導入によりより詳細な画像 が解析可能と考えられる。本研究では高詳細CTで撮影した画像を用いて中内耳の微細構造 が描出可能かを検討する。 2.方法 当院に新しく導入された高詳細CT( Precision:Canon medical社)で中内耳CTを撮影した患 者を後方視的に検討し、中内耳の微細構造の描出を検討する。過去に通常画像を撮影した症例 ではCT装置による描出能の変化を検討する。手術の施行された症例では手術所見との対比を行う |
3.研究に用いる試料・ 情報の種類 | 情報:中内耳CT画像、臨床情報 等 |
4.外部への試料・ 情報の提供 | 本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。 ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研 究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。 また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方 にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。そ の場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。 照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先: 〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-2 大阪大学大学院医学系研究科放射線医学講座 電話 06-6879-3434 研究責任者: 大学大学院医学系研究科 次世代画像診断学共同研究講座 渡邉嘉之 |