研究業績

肝線維化評価における造影CTの細胞外容積分画解析とMRエラストグラフィの診断能の検討

大阪大学医学部附属病院では、画像診断のさらなる発展のため、検査結果の画像や所見を後日研究目的で使用する場合があります。このような研究は倫理委員会の審査を受け、承認された後に関連の研究倫理指針に従って実施されます。

研究期間: 2019年10月1日 ~ 2024年3月31日

〔研究タイトル〕肝線維化評価における造影CTの細胞外容積分画解析とMRエラストグラフィの診断能の検討

〔研究目的〕本研究の目的は、造影CTの細胞外容積分画解析とMRエラストグラフィの肝線維化評価における診断能を検討することです。

〔研究意義〕肝臓の線維化が進むと肝硬変になり、肝不全や肝細胞癌に至る可能性があります。この研究では、CTあるいはMRIにより肝臓の線維化がどの程度正確に評価できるかを調べます。

〔対象・研究方法〕 2005年1月1日~2019年12月31日の間(※)に、当院で肝臓の手術を受けられた患者さんの術前のCT、MRIの画像データを利用します。これらの画像データを解析して肝臓の線維化を評価し、その結果を病理の結果と比較して、どの程度正確かを調べます。

〔研究機関名〕 この研究は大阪大学内のみで行われます。

〔使用する情報〕 本研究では、CTおよびMRIの画像データ、年齢、性別、病理所見、血液データ、病歴および診断名などの情報を使用します。

〔個人情報の取り扱い〕 画像データ・その他情報は匿名化を行い、これに関わる個人情報は、個人情報管理者によって厳重に管理されます。研究成果の発表時を含め、外部に公開されることは一切ありません。

〔その他〕この研究のために、患者さんに新たな検査や費用が追加されることはありません。当院で過去に実施された肝臓のCTおよび肝臓MRI検査により得られた画像データおよび診療データを本研究のために使用させていただきます。

上記期間中(※)に肝臓の手術およびCT・MRI検査を受けられた患者さんで、ご自身の検査結果などの研究使用をご承諾いただけない場合は、下記の問い合わせ先までご連絡下さい。

ご協力よろしくお願い申し上げます。

研究責任者:大西 裕満

大阪大学医学部附属病院 放射線診断・IVR科 講師

住所:〒565-0871吹田市山田丘2-2  TEL:06-6879-3434/FAX:06-6879-3439

※ご連絡の際には、お手数ですが、患者さんのお名前/大阪大学医学部附属病院の診察券番号/拒否される研究のタイトル(この研究の場合は「肝線維化評価における造影CTの細胞外容積分画解析とMRエラストグラフィの診断能の検討」となります)をお知らせください。