研究業績

小径腎がんに対する経皮的腎凍結療法後の凍結領域評価における非造影CTの有用性に関する検討

1. 研究の対象

2014年6月~2016年8月の間に小径腎がんに対して経皮的凍結療法を受けられた方

2. 研究の目的・方法

非造影および造影CTを施行された方を対象として、凍結療法後の治療効果範囲の評価として非造影CTの有用性を検討することです。本研究では上記の治療期間の間に小径腎腫瘍に対して経皮的に凍結療法が施行され、術後2日の凍結領域の評価に造影CTが施行された方を後方視的に評価し、非造影CTと造影CTが撮影された画像データを用いて、それぞれ専用3Dワークステーションを用いて、両画像で確認される凍結領域の腎容積を測定し、その差異を比較検討します。期待する結果としては、非造影CT画像でも凍結療法直後の効果判定に十分に役立つか否かを検討します。
研究期間は、研究機関の長の許可日~ 2025年3月31日となります。

3. 研究に用いる資料・情報の種類

病歴、血液データ、手術所見、治療経過、画像データなど

4. 個人情報の扱い

データ・その他情報は匿名化を行い、これに関わる個人情報は、個人情報管理者によって厳重に管理されます。研究成果の発表時を含め、外部に公開されることは一切ありません。

5. 研究組織

大阪大学大学院医学系研究科 放射線医学講座
大阪大学大学院医学系研究科 高精度画像下穿刺治療学寄附講座
大阪大学医学部附属病院 放射線部

6. お問い合わせ先

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
また、情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。

照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先:

研究責任者 東原大樹
大阪大学医学部附属病院 放射線診断・IVR科 東原 大樹
住所:〒565-0871 吹田市山田丘2-2
TEL: 06-6879-3434/FAX: 06-6879-3439

※ご連絡の際には、お手数ですが、患者さんのお名前/大阪大学医学部附属病院の診察券番号/拒否される研究のタイトル(この研究の場合は「小径腎がんに対する経皮的腎凍結療法後の凍結領域評価における非造影CTの有用性に関する検討」となります)をお知らせください。