研究課題名 | 子宮の3次元撮像T2強調MRI:画質と診断能の評価 (大阪大学医学部附属病院臨床研究倫理審査委員会:承認番号09195) |
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目 的 | 子宮病変評価の為のMRIについて、3次元撮像法と2次元撮像法によるT2強調画像の画質と診断能を比較評価する。 |
方 法 | 2009年4月~研究承認時までの間に、子宮悪性腫瘍、子宮筋腫、子宮腺筋症の評価目的に本院でMRIが施行され、かつ3次元撮像法と2次元撮像法の両方の画像取得が行われた患者を対象とする。診療記録に基づいて、対象者のリストを作成する。これらの患者の画像MRIデータを放射線部の画像サーバーより取り出し、患者氏名、生年月日、病院IDなど個人を識別することができる情報をすべて取り除いて匿名化を行う。3次元撮像法と2次元撮像法のそれぞれにより得られたT2強調MRIについて、放射線診断医が画質評価を行い、また各種疾患の診断能を調べる。これらの評価結果について、撮像法間での比較を行い、優位性や相補性を調べる。 |
医学的意義、 社会的意義あるいは 社会的効果 |
MRI撮像法の特性・能力を科学的に把握することにより、現在の技術水準に照らして最も適切な画像診断法を明らかにすることができる。これにより、より短時間で、より低侵襲で、より診断能の高いMRI検査を多くの患者が受けられるようになる。これは、MRI装置という限られた医療資源の有効活用につながり、社会的に意義があると考える。 |
本研究に画像データ提供を したくない患者さんについて |
患者さんの中で、自らのデータを本研究に使用してほしくないとお考えの方は、拒否することができます。担当者(放射線医学講座: 堀 雅敏)までご連絡下さい。 |