大阪大学医学部附属病院では、画像診断のさらなる発展のため、検査結果の画像や所見を後日研究目的で使用する場合があります。このような研究は倫理委員会の審査を受け、承認された後に関連の研究倫理指針に従って実施されます。
研究目的 | 本研究の目的は、子宮造影MRIにおいて数秒ごとに撮影を繰り返す高時間分解能撮影の有用性を解析します。 |
---|---|
研究意義 | 正常の子宮や腫瘍の造影効果を詳細に解析することにより、腫瘍やその浸潤が最も見やすい撮影タイミングを知ることができ、診断能向上を目指す事ができます。 |
対象・研究方法 | 2020年6月1日~2025年12月31日の間(※)に、当院のGEヘルスケア・ジャパン製MRI装置で子宮の造影MRIを受けられた患者さんのMRIデータを解析し、正常子宮や腫瘍の造影効果の経時的変化を調べます。 |
使用する情報 | 本研究では、MRIの画像データ、病理診断、年齢、体重などの情報を使用します。 |
個人情報の取り扱い | 画像データ・その他情報は匿名化を行い、これに関わる個人情報は、個人情報管理者によって厳重に管理されます。研究成果の発表時を含め、外部に公開されることは一切ありません。 |
その他 |
この研究のために、患者さんに新たな検査や費用が追加されることはありません。上記期間中(※)に当院ですでに実施されたMRI検査により得られた画像データを本研究のために使用させていただきます。 上記期間中(※)に腹部あるいは骨盤のMRI検査を受けられた患者さんで、ご自身の検査結果などの研究使用をご承諾いただけない場合は、下記の問い合わせ先までご連絡下さい。 ご協力よろしくお願い申し上げます。 研究責任者:坪山 尚寛 |