大阪大学医学部附属病院では、画像診断のさらなる発展のため、検査結果の画像や所見を後日研究目的で使用する場合があります。このような研究は倫理委員会の審査を受け、承認された後に関連の研究倫理指針に従って実施されます。
| 研究目的 | 本研究の目的は、子宮内膜癌の術前MRIにおける進行期診断の診断精度を過去10年間に渡って調査します。そして診断能低下を来す原因の究明を行います。 |
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| 研究意義 | 診断能が低下する原因を知ることにより、診断能向上を目指すために今後講じるべき対策を明らかにする事ができます。 |
| 対象・研究方法 | 2010年1月1日～2021年12月31日の間（※）に、当院で子宮内膜癌に対して手術を受けた患者さんの術前MRIデータや病理データを解析します。MRIの撮影方法や得られた画質、腫瘍のタイプ、患者さんの年齢など、様々な因子を抽出し、術前MRIの診断能との関係を多角的に検討します。 |
| 使用する情報 | 本研究では、MRIの画像レポートと画像データ、病理診断、年齢、体重などの情報を使用します。 |
| 個人情報の取り扱い | 画像データ・その他情報は匿名化を行い、これに関わる個人情報は、個人情報管理者によって厳重に管理されます。研究成果の発表時を含め、外部に公開されることは一切ありません。 |
| その他 |
この研究のために、患者さんに新たな検査や費用が追加されることはありません。上記期間中（※）に当院ですでに実施されたMRI検査により得られた画像データを本研究のために使用させていただきます。 上記期間中（※）に腹部あるいは骨盤のMRI検査を受けられた患者さんで、ご自身の検査結果などの研究使用をご承諾いただけない場合は、下記の問い合わせ先までご連絡下さい。 ご協力よろしくお願い申し上げます。 研究責任者：坪山 尚寛 |